どのように家が作られていくかを目にする機会は少ないものです。そこで、ご契約後に家が完成し、お引き渡しするまでの工程を詳しくご説明します。
地盤調査SWS(スウェーデン式サウンディング)試験とSDS(スクリュードライバーサウンディング)試験の組合せで実施します。地盤補強の有無に関わらず、20年地盤保障付となります。
家づくりの第一歩は、地盤の調査です。建物自体がどんなに丈夫でも、地盤が弱ければ家を支えることができません。建物の敷地ごとに地盤調査会社にて地盤調査を実施し、必要に応じて地盤を改良します。マイタウンではこれから永住されるお客様に安心してお住まいいただくために、地盤調査会社の20年地盤保証を取得しています。
防湿シートを使用する事により、地面から建物内部へ湿気が上がるの防ぎます。
根伐りをして十分に転圧した後には、防湿シートを敷きます。防湿シートは、基礎の底盤部分を覆うように敷いていきます。これは、地面からあがる湿気を防ぐためのものですので、隙間が出来たり破れ(欠損)箇所ができないようにしていきます。何枚もの防湿シートを使用するので、シートとシートを重ねて敷いていきます。
配筋を施工後、第三者機関にて配筋検査を受けます。鉄筋のピッチ@200を基本とし、検査合格後、コンクリートを流し込みます。(べた基礎を標準仕様としています。)
※3階建てに関しては、構造計算により鉄筋のピッチが異なる場合があります。
基礎配筋工事のチェックポイントは多数ありますが、基本は設計図書と一致しているかどうかの確認です。私たちは現地で設計図書と1つずつ照合し、間違いのない基礎をつくり上げるべく毎回のチェックは欠かしません。マイタウンでは重要な第三者機関の配筋検査も行います。
コンクリートを流し込み、150mm厚の耐圧板が出来上がります。
コンクリートは配合内容を確認する必要があります。マイタウンでは1棟ずつ計画段階で作成する配合計画書の確認をし、コンクリート打設工程に入っていきます。大手ハウスメーカー以外ではこの書面を作成していることは少ないでしょう。基礎は建物を支える大事なものです、マイタウンではお客様に安心をお届けします。
立上り部は幅150mmを標準仕様としています
必要な養生期間を経て、型枠が撤去されます。これで基礎は完成となります。入念な地盤調査と地盤改良工事、そして正確な配筋工事と丁寧なコンクリート打設。設計士によるプランももちろんですが、そのプランを正確に反映できる現場監督・協力業者さん達の腕がトラストステージを支えています。
基礎完了後、土台敷き込み。基礎と土台との間に硬質樹脂製ロングパッキンを設け、建物全周からの床下換気を採用。
土台敷きとは、基礎コンクリートの上に、土台や大引などを設置していく作業です。この土台敷きやこのあとの構造部分は住宅の骨組みとなる大変大事な工程です。土台や大引を敷き込む前に、防蟻・防虫処理を行います。基礎の天端には基礎パッキンを敷いていきます。基礎パッキンは、基礎と土台の間に設置するもので、床下と外部の換気を目的としています。ここまでの作業を終えた後に、防蟻処理しておいた土台を基礎に敷いていきます。しっかりアンカーボルトで締め付けて固定します。
床下には厚み65mmの断熱材(ミラフォーム)を敷き込み、断熱効果を高めております。
(※同等性能商品を使用する場合があります。)
ミラフォームの特徴は、材料そのものがポリカーボネートを発泡させているので”シロアリが食いにくい”と言われています。高性能を維持する、ミラフォームは独立した無数の気泡からなる空気の板。つまり、熱の伝導・輻射・対流をひとつひとつの気泡の中に閉じこめてしまいます。 熱を伝えにくいミラフォームの熱伝導 率は、コンクリートの約1/50。省エネルギーに有効な断熱材です。
各階の床下地に厚み24mmの合板(剛床)を採用。建物の耐震性をより高めています。
合板を使って耐力壁や耐力床を作ることにより、耐震性・耐風性を飛躍的に高めることができます。また、気密性や防音性を高めることができ、優れた耐震性・耐風性・気密性・防音性が確保できます。
柱・主要な梁に関して、集成材を使用。木材に含まれる含水率も少なく、無垢材に比べ、約1.5倍の強度があります。また、羽子板ボルト・ホールダウン・筋違プレートなどにより、建物の耐震性を強めています。
次は上棟です。基礎工事の時は、小さく見えたお家が、大きく見えるので不思議に感じる方が多いようですね。柱の位置で、間取りも分かるようになります。熟練の大工さんが集まり、構造材を組み上げます。雨仕舞をきちんと行い、終了となります。
建物外周部に耐力面材を貼ります。耐震性と耐火性を高め、強固な木造軸組工法を実現。
構造強度を高め、地震に強く湿気を排出し結露を防ぐ、耐力面材構造用合板を採用 アクアフォームと併用することで地球にやさしい快適ECO住宅!
防水紙を貼る事により、外部から雨水の進入を防ぎ、構造材を守ります。
外壁防水シートは、外壁表面で防ぎきれなかった雨水や、内部の結露水、あるいは長年の経年劣化で開いたわずから口から入り込んだ雨水が、構造体にまで達しないようにする大切な役割があります。つまり、外壁材や外壁の表面は1次防水、それで防ぎきれないものを構造体に入らないようにする最後の防水層という重要な役割をもっています。
外壁面に厚さ75mm、天井面に厚さ100mmの吹付け断熱(アクアフォーム)を採用。
従来のグラスウールより、断熱性能・気密性能が向上します。サッシ硝子についても、遮熱高断熱のLow-e複層硝子を採用。
無数の細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームの特性を大いに発揮し、グラスウール10kの約1.5倍の断熱効果を保持しています。また透湿性も低く断熱材内部に湿気を通しにくいため、壁体内の結露を抑制し、建物の耐久性を高めます。
引渡し前に、社内検査を実施。お客様立会検査を経て引渡しへ。
建物が完成してから施主様と現場監督とのお立会いがあります。その際に各設備のご使用方法や注意点、日ごろのお手入れの仕方などもご説明させていただきます。お客様お引渡し時には、当社お引渡し書類、保証書を発行させていただきます。お引渡し後も安心してお住みいただけるよう、アフターサービス基準に沿ったサービスを保証いたします。