住宅展示場で注意すべきこととは?重要なチェックポイントを6つ紹介!
★今、注目のコンテンツ
住宅の建築を決めたら、まずは住宅展示場でいろいろな住宅を見ようと考えるのではないでしょうか。もちろん展示場を見学することは住宅建築を検討する上でとても重要なものですが、実際に足を運ぶ前に抑えておくべきポイントがたくさんあります。
なんとなくという気持ちで見学・契約をしてしまうと、のちのち後悔するということにもなりかねません。そこで以下では、住宅展示場を見学する前に抑えておきたいポイントをいくつかご紹介していきます。
「とりあえず住宅展示」はNG
「家を建てる」ということがよくわからないので、勉強するためにも住宅展示場へ見学に行ってみる……という人は多いと思います。けれど、何も知識がないまま住宅展示場に行くことはあまりおすすめできません。
住宅展示場では、営業さんが契約を取るためにいろいろと案内してくれたり、アドバイスをしてくれたりします。
もちろんこれはとても助かるのですが、何も知らないで行ってしまうと営業の説明を鵜呑みにしてしまい、きちんと理解できないまま契約させられてしまうことにもなりかねません。
住宅展示場へ行く際には、事前に住宅の建築や構造など、基本的なことを勉強した上で足を運ぶことをおすすめします。
「成り行きで契約」もNG!
住宅展示場に行き、その場の流れで契約をする……なんてことは絶対に避けましょう。それぞれのハウスメーカーが自信をもって自社の住宅を勧めているのも事実ですが、やはりその場で契約を交わしてしまうのは早計と言わざるを得ません。
本来自分が求めていたものではない住宅を建てることになってしまうかもしれませんので、いろいろな展示場を何日もかけてじっくりと見て回り、比較検討した上で契約するハウスメーカーを決定しましょう。
住宅展示場でのチェックポイント6選
1. 理想の家について家族全員でメモに書き出してみよう
住宅展示場に行く前に、家族全員で「どんな家に住みたいか」という希望を書き出してみましょう。
お母さんなら「使いやすいキッチン」、お父さんなら「書斎がほしい」など、それぞれの希望を出した上で見学すれば、理想の家に近い住宅を見つけられる可能性が高まります。
2. 1日に見学する展示場は3棟程度にしておく
住宅展示場では、ひとつひとつの住宅をじっくり見学することが大切です。ということで、動線をチェックしたり、営業の説明を聞いたりとしていると、心身ともにかなりのエネルギーを消耗してしまうでしょう。
一度にたくさんの住宅を見ても、きちんと判断できなければ意味がないので、1日に3棟程度の見学に留め、その分しっかり見ることをおすすめします。
3. 近隣の住宅展示場を探すには
住宅展示場は近所で買い物をしているときに見かけることも多いと思いますが、偶然見かけることがない場合は、「住宅展示場協会」のホームページにアクセスすると、全国の展示場を探すことができます。
そこから最寄りの展示場を見つけてでかけてみましょう。
4. 総合案内所ではいろいろなことを教えてもらえる
展示場に着いたら、まずは総合案内所で展示場のマップをもらうことからはじめます。
マップがあれば回りやすいのはもちろんですが、総合案内所では「こんな住宅を展示しているハウスメーカーを探している」などといった相談をすると、それに適したハウスメーカーを紹介してもらえることも。
展示されている住宅についていろいろと教えてもらえるのでとても便利です。
5. しっかり体感して住宅の住心地をチェック
実際に展示住宅に入ったら、ただ見るだけではなく、実際にキッチンに立ったり、浴室の浴槽に入ってみるなど、実際に触れて住心地をシミュレーションしてみましょう。
玄関からリビング、子供部屋までの動線を確認するなど、実際に住むことを想定しながら直接触れることでより住宅についての理解が深まります。
6. 一歩踏み込んだ質問で営業の本気度を把握
展示住宅では、必ず営業が声をかけてくれ、住宅の説明をしてくれます。営業の話を聞くことももちろん大切なのですが、逆に営業に質問をして、どのくらい営業が住宅についての知識があるか、またやる気があるかをチェックすることも重要です。
構造や実際に住む人の立場として、一歩踏み込んだ質問をしてみましょう。その回答や応対によって、営業の能力や人柄がわかることがあります。
おわりに
住宅展示場を見学すると、家を買うという意識が高まり、とてもやる気が出てくるもの。
せっかく見学に行くのですから、より自分の理想に近い家に出会えるように、しっかりとリサーチした上で足を運びましょう。