憧れのマイホーム!注文住宅か建売か悩んでいる方の為の自己診断チェックリスト
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住宅を建築する際に、注文住宅にするか、建売にするかをまず考えるのではないでしょうか。
注文住宅は自分の希望する住宅を建てる、建売は建っている物件をそのまま購入するという違いは理解していると思いますが、これから住宅を購入するのであれば、細かい点やそれぞれの長所と短所について理解しておく必要があります。
ここでは注文住宅のあれこれと、注文住宅と建売住宅、それぞれのメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
注文住宅ってそもそもどんなもの?
注文住宅は、冒頭でも少し触れたように、自分が建てたい家を建築会社に伝えて建ててもらうタイプの住宅です。注文住宅にはフルオーダーとセミオーダーの2種類があり、フルオーダーは間取りやキッチンの設備など、歩いて細かく自分で指定でき、希望の住宅を建てることができます。
セミオーダーは、建物や水回りの設備など、基本的な部分は決まっており、設備の色などを指定できるオーダー方法です。セミオーダーでもオプションで間取りを決めたり、仕様をアップグレードすることは可能ですが、当然その分費用が上乗せされますので、フルオーダーとどちらがよいかについてはハウスメーカーのプランや個人の好みによるところが大きいかもしれません。
注文住宅のメリットデメリット
メリット
理想に近い住宅を建てられる
この先何10年も暮らす家ですから、長く愛せる住宅を建てたいもの。注文住宅なら細部までこだわり、自分の理想の住まいを建てることができます。間取りはもちろん、外観も自分好みのスタイルを選べますので、個性的な住宅が好みの人は、世界にひとつだけの自分のお城を作ることも可能です。
状況に応じてコストを抑えることができる
「注文住宅はコストがかかる」と思う人がほとんどだと思います。ですが、注文住宅は自分の希望を随所に取り入れることができる分、不必要なものはどんどん排除することが可能なため、シンプルな住宅にしてコストを抑えることも可能です。
建築過程を自分の目で確認できる
注文住宅は設計について綿密に打ち合わせをした上で建築に入るため、完成するまで現場に足を運び、どのように住宅が建てられていくかをこの目で確認できます。丁寧に作ってくれているか、施工ミスはないかなどもチェックできる点は安心感がありますね。
デメリット
基本的に建売よりも価格が高い
コストを抑えた注文住宅を建築することも可能ですが、一度にまとめて建築する建売住宅と比べると、やはり注文住宅は基本的に価格が高いです。建設費用に土地代がさらに上乗せされますので、かなりの費用がかかることも。
建築費用が予算オーバーしやすい
注文住宅の場合、建築の過程で予定を変更したくなったり、見積もりに含まれていないけれど必要となってしまう部分が発生したりと、当初の見積もり費用よりも建築費用が増えてしまうことが多いです。このため、資金に余裕を持っておかないと、理想の家を建てられなくなってしまう可能性があります。
入居まで時間がかかる
注文住宅は家を建てると決めてから設計、見積もり、施工と多くのステップを踏まなければならないため、家を建てようと思い立ってから入居までに時間がかかってしまうというデメリットもあります。
建売住宅のメリットデメリット
メリット
価格が手頃なのでコスト重視の人に向いている
建売住宅は、一度にまとめて建築をするので材料の大量発注が可能で、コストを抑えられる点がもっとも大きなメリットです。できるだけ低予算で住宅を購入したい人は、建売住宅を選ぶ人が多いと思います。
気に入ったら即購入し、入居できる
建売住宅に一目惚れして、住みたいと思ったらすぐに購入でき、スピーディーに入居できる点も建売住宅のメリットです。遠方から引っ越してくる際に、仮住まいをしなくて済むのでよりコストを抑えられます。
立地がよく資産価値が高い建売もある
建売住宅と注文住宅を比較すると、注文住宅のほうが資産価値は高い印象がありますが建売住宅でも立地条件がよかったり、設備がよい住宅であれば、安定した資産価値が見込めます。もし売りたいという時でも、物件によっては売りやすいものも多いです。
デメリット
100%満足することが難しい
建売住宅は、オプションを利用しない限り建っているそのままの住宅を購入することになりますので、随所まで満足できる物件に出会えることが少ないです。「ここがもう少し○○だったら…」という思いをすることが多いのはデメリットだといえます。
品質が確保されているか確認しにくい
建売住宅は注文住宅のように建築過程を確認することができないので、きちんと建てられているかが判断しにくいです。いざ住み始めたら施工が悪く、ちょこちょこ不具合を起こしてしまうという建売住宅も少なくない様子。
増改築が難しい物件がある
建売住宅の種類によっては、現在の状態から増改築を行うことができない物件もあります。子どもが増え、両親と同居するなど、環境が変わっても住宅をカスタマイズすることができないと、住みにくくなってしまうでしょう。
まとめ
何でもそうかもしれませんが、注文住宅と建売住宅にはそれぞれの長所と短所があります。例えば注文住宅を建築した人でも、何らかの不満が出てしまったケースは少なくありません。予算や住宅に対するこだわりのレベルを加味して、よりライフスタイルに合った住宅購入を検討しましょう。