これを読めば失敗しない!バルコニー(ベランダ)で失敗しないための大切なこと。
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新築一戸建てを建てた後、「もっとこうすればよかった」と感じる点のひとつに挙げられるのが「バルコニー(ベランダ)」なのだとか。
そもそも、バルコニーとベランダがどう違うのかという点についても、細かく理解していない人も多いのではないでしょうか。そこでこちらでは、より満足できるバルコニー(ベランダ)を作るために、バルコニーとベランダの違いについて、またそれぞれの必要性や、設置する際の注意点などについて詳しく解説していきたいと思います。
バルコニーとベランダの違い
バルコニーとベランダの違いはどこにあるかご存知でしょうか?それは、「屋根があるか否か」という点なのだそうです。屋根があるのがベランダ、屋根がないのはバルコニーと呼ばれています。
しかし、「うちのバルコニーは屋根がついている」と考える人も多いと思います。この屋根について、屋根としてあえて設置しているのがベランダで、上階のバルコニー部分など、建物の一部が屋根代わりとなっている場合はベランダとは呼ばないとのこと。分譲マンションのバルコニーは、典型的なバルコニーだといえます。
なんとなく、バルコニーのほうが高級でベランダのほうがチープなイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、実はベランダのほうが贅沢に作られていることも多いといえます。
実際に海外の高級ホテルでは、アウトドアなスペースを楽しむために客室にベランダを作っているところも多く、日本でもヒルトン東京お台場でベランダを設置している客室があるようです。
バルコニー(ベランダ)の必要性
洗濯や布団を干すため
バルコニーやベランダを設置するためのもっとも大きな理由は、やはり洗濯ものを干したり、布団を干したりすためではないでしょうか。バルコニーには手すりがついているので、布団を干すのにピッタリですし、ベランダは屋根がついているので雨の日でも洗濯物を干すことができます。
平屋住宅など広い敷地がある住宅では必要のないところもありますが、狭い敷地ではバルコニーやベランダは必須です。
エアコンの室外機を置く場所にする
2階部分にエアコンを設置する場合、室外機を置く場所を設けるためにバルコニーやベランダを設置するケースもあります。室外機を設置するための場所を専用に設けるケースもありますが、ベランダであれば他の用途にも活用できるので一石二鳥です。
外で食事を楽しむ場所として使う
ベランダを設置する場合、外で食事をし、外の空気を味わいながらくつろぐための場所として設置する場合もあります。1階部分に設置するベランダを「テラス」と呼びますが、テラスにテーブルや椅子などを置いて外での家族の時間を楽しむために作る人が多いようです。
バルコニー(ベランダ)を作る際の注意点
水道がついていると便利
バルコニーやベランダは、外と繋がっているのでほこりや汚れが入りやすく、定期的な掃除が必要です。雑巾をかける、汚れを洗い流すなど水道栓がついているととても便利です。布団を干す前にバルコニーの手すりを濡れた雑巾で拭いたり、物干し竿を拭いたりなど、バルコニーやベランダで水を使う機会は意外と多いです。
日当たりが悪くならないように注意する
2階にベランダを設置する場合、屋根を大きくするほどに1階部分の日当りが悪くなってしまいます。1階部分の日当りを確保するには、吹き抜けにするなどの対策が必要になりますので、ベランダを作る際には周囲の日当りにも注意が必要です。
おわりに
洗濯物や布団を干す場所を必ず確保できるのであれば、バルコニーやベランダがなくても生活の上で困ることはありません。設置には費用がかかりますので、バルコニーやベランダをつけないというのもひとつの方法です。
しかし、洗濯物以外にも室外機の設置など、バルコニーやベランダの使用用途は幅広いため、限りある敷地に住宅を建築する場合は、きっと大いに活躍してくれると思います。