和室は必要なもの?教えて欲しい和室をつくる理由3つと4つのメリット
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新築一戸建てを建てる際に、和室を設置するか否かで悩む人は多いですね。現在も、和室を設けるケースもあれば、和室なしにするケースもあり、かなり意見が分かれるところだと思います。
しかし、和室は畳の張替えなど手間がかかる面はあるものの、さまざまな用途に活用でき、設置すればかなり重宝するようです。こちらでは和室を設置するメリットや、なぜ和室が必要かなど、和室を設けることで得られるさまざまなよい点についてご紹介しています。
和室の魅力と使い道について
最近建設される住宅は、あえて和室を設けないケースも増えています。畳は張替えが面倒であり、子どもがバリバリにしてしまうなどの心配があることから、近年は人気が下がってきているようですね。
しかし、旅行などに出かけ、旅館で和室に通されたときにホッとした瞬間を感じる人はとても多いのではないでしょうか。日本人にとって、和室はやはり一番落ち着く部屋タイプかもしれません。
和室は、子ども部屋など最初から「こう使う」という用途を決める必要はありません。例えばお正月に子どもが書き初めをし、普段遣いであれば洗濯物を取り込み、和室で畳んでいる人も多いです。ちょっとしたときに幅広い用途で活用できるのも、和室の魅力です。
和室を作る理由3つ
将来親との同居用に和室を設けておく
将来的に夫婦どちらかの両親と同居する予定がある場合、和室を作っておき、おいおいそちらに両親を招いて住んでもらうことにしている人は多いですね。洋室でも良いかもしれませんが、あとからリフォームすることも可能ですし、親はやはり和室のほうが落ち着くのではと考えるようです。
客間はやはり必要
両親や親戚など、人がまったく泊まりに来ない家というのはほとんどないと思います。身内やお客様が泊まるときのために、ゲストルームを設けるという家はまだ少ないと思いますが、和室があればいつでも気軽に泊まってもらえます。
畳はやはり落ち着く
畳の匂いや風合いが好き、という根強い畳ファンは意外と多く、畳を味わうために和室を設けるという人も少なくありません。畳が好きな人は、必然的に和室の滞在時間が長くなるため、和室をより有効活用できます。
和室のメリット4つ
畳には癒やし効果や湿度調節効果がある
畳を作る素材として「イグサ」が有名です。イグサにはリラックス効果があるといわれ、畳の香りをかぐとどこか穏やかな気持ちになるという人は多いです。和室に入るとどこかホッとした気持ちになるのは、イグサの癒やし効果なのかもしれません。和室にいる一時が、普段の忙しさからちょっと離れた癒やしの時間になります。
押入れ収納はやはり万能
和室といえば押入れですが、押入れにはやはりクローゼットなどと違った素晴らしい収納力があります。布団も入れやすいですし、もともと2段に分かれているためとても使いやすいです。夏場に冬の掛け布団を収納し、来客用の寝具を収納する部屋はなかなか設けられませんが、和室の押し入れならこれらを一度に収納できてしまいます。充実した収納力を求めるのであれば、やはり和室と押入れは外せません。
くつろぎスペースとして活用できる
くつろぐというとリビングのイメージが強いですが、ゆっくり過ごしていて「ちょっと横になりたいな」というときに、フローリングの部屋だとなんとなく横になるのがはばかれますよね。和室ならコロンと気軽に横になることができますし、畳の香りと柔らかさで気持ちもリラックスでき、心身ともにくつろぐことができます。
おわりに
実用性を考えて、和室を設けないという人もいるようですが、最初は和室を作る予定がなかった人も、設計を考えていくうちに和室の必要性を感じ、最終的に和室を作ったというケースも多いようです。実際に和室を作った人も、「作らなければよかった」という人は少ないようですので、もし悩んでいるのであれば、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。