オシャレなお家には必ずある!シンボルツリー(記念樹)にはオリーブがおすすめの理由と正しい育て方
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近年、住宅を建てる際に「シンボルツリー」を植える人が増えています。玄関先や庭の目立つところに木を植えている様子を見かけることがありますね。
シンボルツリーは住まいの景観をよくして、素敵な雰囲気を出してくれることからとても人気があります。シンボルツリーの中でも人気があるのが「オリーブ」です。こちらでは、シンボルツリーとはどのような木のことなのか、またオリーブがおすすめの理由や育て方などをわかりやすく解説しています。
シンボルツリーとは?
シンボルツリーには、植えた後に家族と一緒に成長していくという意味合いがあります。最近は住宅を建築する際にシンボルツリーを植える人が多いですが、それ以外にも子どもが生まれたときなど、何かの記念に植えることもあります。卒業記念樹などもシンボルツリーのひとつです。
シンボルツリーを植えると、それこそ一生のお付き合いになりますので、木の種類を選ぶときにはシンボルツリーの役割や見た目など、広い範囲でしっかり検討する必要があります。
例えば、四季を通じて青い葉をつける「常緑樹」は、成長して大きくなると外から家の中が見えないようにする役割がありますし、常にきれいな状態なので見た目もよいです。
逆に、冬になると葉を落とす「落葉樹」は、夏の間に葉が茂り、日差しを遮断してくれる働きがありますが冬になると葉が落ちて温かい日光を通してくれる役割があります。木の種類によって住宅に与える影響が違ってきますので、見た目以外の面もよく考慮しましょう。
オリーブがおすすめの理由
最近シンボルツリーとして植えることの多い「オリーブ」には、「平和」や「夫婦円満」など温かい家庭を築く上で縁起のよい意味合いがあります。また、オリーブは常緑樹なので四季を通じて美しい葉が茂り、見た目もおしゃれであることが人気の理由のようです。
常緑樹にはシンボルツリーにする上で2つのメリットがあります。ひとつは、やはり通年きれいな葉を見せてくれているということ。シンボルツリーが冬になると枝木だけになってしまうのは、やはり見た目にも寂しいものがあります。
もうひとつは、葉が落ちることによる掃除の手間がないという点です。秋口に落葉樹の落ちた葉を掃除している人を見ることがありますが、成長していない頃ならまだしも、大きくなった後は葉の数も多いので、掃除がとても大変そうですよね。オリーブはほとんど葉が落ちることはないので、シンボルツリーとしてとても適しています。
オリーブの育て方
園芸店で鉢植えのオリーブを見ることも多いように、オリーブは地植えと鉢植えの両方を楽しむことができます。半日陰でも育てることが可能ですが、できれば日当たりのよいところに植えてあげると、より元気に育ってくれます。比較的乾燥に強いため、育てやすいことからも人気がありますが、土が完全に乾くと枯れやすいので、季節に応じてこまめに様子を見ることが大切です。
オリーブはとても成長が早いので、より美しい状態を保つために、3〜4月頃にかけて剪定を行います。剪定をする理由として、オリーブの性質も関係しています。
オリーブは根を浅く張る植物なので、大きくなって葉がどんどん茂っていくと、上部が重くなって風で倒れやすくなるのです。根がしっかり木を支えられるよう、育たせ過ぎないことが大切なのですね。
また、オリーブは霜に弱く、気温が低いことで凍ってしまうと冬を超えることができないので、関東甲信越地方から上の地域ではオリーブの地植えは適さないといわれています。寒い地域でオリーブを育てる場合は鉢植えにし、冬場は室内に置いておきましょう。地植えの場合は凍結を防止するために根の部分にわらを敷いて、日当たりがよく霜が降りにくい場所に植えてください。
まとめ
オリーブは種類が豊富で、それぞれに葉の形が違う、実の大きさが異なるなどの個性があります。いろいろなオリーブを比較して、長く付き合っていけるシンボルツリーを見つけてくださいね。