生活の快適さが大きく向上する!憧れのファミリークロークについて
★今、注目のコンテンツ
住宅を新築する際に、誰もが熟考する「収納」。最近は、各部屋の収納を充実されるよりも、シューズクロークやパントリーなど、収納スペースとして独立した間取りを採用するケースが増えているようです。
その中でも、家族全員が活用でき、整理整頓にダイレクトにつながるのが「ファミリークローク」。新築住宅ではファミリークロークを設置するケースが多くなっています。こちらでは、ファミリークロークの定義や効果的な使い方などについてご紹介しています。
ファミリークロークとは?
ファミリークロークとは、家族全員で使用するために設ける収納スペースのこと。
これまで収納というと、子どものものは子ども部屋、来客用は和室などと各部屋に収納するのが一般的でしたが、家族善意で使用することで、住宅全体の整理整頓に大きな役割を果たしてくれることから、近年非常に注目されています。特に奥様から設置の希望があることが多いようです。
ファミリークロークの効果的な使い方
玄関の近くに置くとリビングが散らからない
ご主人や子どもたちが帰ってきたとき、まずリビングにバッグを置いてから手洗いうがいをするという家庭は多いと思います。そして、そのままバッグやランドセルは翌日まで置きっぱなしになり、奥様に片付けるように促されてやっと持っていく、ということも少なくないようです。
玄関近くにファミリークロークを設置すると、コートやバッグなどをそのままファミリークロークに置き、そこからリビングを通り、洗面所に向かうということが可能なので、リビングに物が増えていくことがありません。その後各自がファミリークロークから自室に運べばよいので、リビングはいつもスッキリです。
動線を考慮するとより暮らしが効率的に
動線については、家事動線や子供目線などいろいろなケースで考えることができますが、例えば玄関先にファミリークロークを設置し、そこからパントリーに抜けてさらにキッチンに出られるように配置するという間取りもおすすめです。
まずは買い物から帰ってきて玄関に入り、そこからファミリークロークに進んで日用品などをファミリークロークに収納します。そのままパントリーに進んで食料品を収納し、キッチンに抜けて冷蔵庫に食材を収納すれば、無駄に動くことなく効率的に買ってきたものを整理することが可能です。
奥様のプライベートスペースを確保
ファミリークロークは、当然物を整理するために設置するのですが、備え机の机などを作り、奥様が調理中にインターネットをしたり、繕い物をしたりするような作業スペースを設けるのもおすすめです。
子ども部屋や書斎は当然のように作られるのに、奥様のプライベートスペースはなぜか考慮されないことが多いですが、ささやかでも自分だけの空間を持つことで、暮らしへの満足感が高まります。
注文住宅だからこそ実現できる快適さがある
住宅を購入する際は、どうしても予算を重視せざるを得ないため、同じ予算の場合、注文住宅が理想だとしても立地を重視して建売住宅を購入するという人も少なくありません。もちろん建売でも魅力的な住宅はたくさんありますが、ちょっとこだわることでぐんと生活水準が高まることは意外と多いものです。
そうしたこだわりは、注文住宅だからこそ実現できるもの。自由設計でも間取りを希望に合わせることは可能ですが、やはり長い年月家族が帰る場所となりますので、いかに納得した住宅を建てられるかが、生涯の満足度を高める重要な要素になると思います。
おわりに
ファミリークロークのように、独立した収納を作ることは贅沢だと感じてしまうかもしれません。しかし充実した収納スペースがあれば、和室を作らなくても済むなど必要のないものを排除し、結果シンプルで生活しやすい住宅を建てることも可能です。
ファミリークロークには何を入れなければならないという決まりはなく、またとても幅広い使い方ができますので、注文住宅を検討している方はぜひ取り入れてみるとよいでしょう。