踊りたくなるウォークインクローゼット!? 新居には必ず取り入れたいウォークインクローゼットについて
★今、注目のコンテンツ
住宅を新築する上で、もっとも重要視したいのが「収納」ですね。部屋をすっきりとまとめられるように、収納を充実させたいと誰もが思うもの。
特に最近注目されているのが「ウォークインクローゼット」。新築マンションなどでも、ウォークインクローゼットがあることを前面に出している広告をよく見かけます。こちらでは、住宅の建築を検討している人に向けて、ウォークインクローゼットの種類や活用方法についてご紹介しています。
ウォークインクローゼットの定義
ウォークインクローゼットとは、その名の通り「歩いて入るクローゼット」のこと。一般的なクローゼットは、扉を開ければその中に入らなくても衣類を出し入れすることができますよね。ウォークインクローゼットは、歩いて中に入り、必要な衣類などを取り出すような、奥行きのある広いクローゼットを指します。
ウォークインクローゼットの定義はさまざまで、専門家でも確固とした定義をもっていなようです。しかし、例えば広さであれば1畳から1畳半ほどの広さを持つことが、ウォークインクローゼットと呼ばれるために必要な広さだという考え方があります。
またインテリア業界では、衣類だけでなくバッグや靴も収納することができ、ウォークインクローゼット内で着替える、身だしなみを整えることができるスペースだと考えられているようです。いずれにせよ、歩いてクローゼットの中に入り、収納しているものを取り出す、という考えが一般的だと思われます。
ウォークインクローゼットのタイプについて
ウォークインクローゼットは、収納部分の作り方で何をメインにするかによってタイプ分けができます。
ハンガーメインタイプ
ハンガーメインタイプは、その名の通りハンガーをかけるパイプが充実していて、ハンギングする衣類の収納をメインとしているウォークインクローゼットです。一般的なクローゼットと同じように使うことができるほか、広さのないウォークインクローゼットを作る際に適しています。
収納棚全面タイプ
壁全体に収納棚をつけているウォークインクローゼットを指します。四面の壁すべてに収納棚をつけるには、ある程度の広さが必要となりますので、広めのウォークインクローゼットを造る予定の住宅に適しています。衣類のほか、靴や帽子などいろいろな物を収納できる点が特徴です。
ユニット棚タイプ
ユニットキャビネットと呼ばれるものを用いて、壁に収納棚をつけるウォークインクローゼットのことです。こちらも形や大きさの違う幅広いものを収納できるので、汎用性の高いウォークインクローゼットになります。
必ず取り入れたい!収納アイディア
ハンガーパイプの高さを変えられると便利
ハンガーパイプをかける部分を、高さ調節できるようにしておくと、衣類に応じて収納方法を変えられるのでとても便利です。例えば、コートのような丈の長い衣類は上部にパイプを設置してハンガーにかけます。シャツなどの丈が短い衣類は、上部と中部にパイプを設置すれば、2段に分けて収納することも可能ですので、より収納できる衣類の量が多くなりますね。
壁にフックを取り付けてより多くのものを収納
ウォークインクローゼットは強く見た目を気にする必要がないので、壁にフックを取り付けてバッグなどを収納すれば、より多くのものを収納できる上に、見やすくて取り出しやすくなります。バッグ以外にも帽子やスカーフなど、いろいろなものに対して「見える収納」ができますので、ワードローブを整理しやすいです。
ブーツをハンガーに吊るして型崩れ帽子
立てて保管すると型崩れしやすいブーツ。ひとつひとつ箱にしまっておくと、夏場はよいですが冬場は履きたいときに取り出しにくいのが難点です。シューキーパーを入れるのもひとつの方法ですが、ハンガーに吊るして収納すれば、型崩れを防げる上に取り出しやすく、また人目でワードローブを確認できます。
まとめ
ウォークインクローゼットは住宅を建築する上で希望する人が多いと思いますが、より使いやすいように工夫することで、さらに使いやすくなります。用途や住宅構造に合わせたウォークインクローゼットで、衣類を快適に保管したいですね。