Eチーム座談会③
インタビュー
2019/02/03/(日)
おすすめポイント編
みなさまこんにちは!
少し肌寒い季節となってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、手洗いうがい等、ちいさな予防からはじめましょう!
今回は「樂楽の家/Lakuras」担当のEチーム座談会、3回目をお届けいたします。
そういえば「樂楽の家/Lakuras」8号棟は玄関から数歩のところに「おかえり手洗」と小さな洗面があるんですよね。
靴を脱いだら手洗いうがい!と習慣化できそうです。
お家の間取次第で家族の生活習慣は変わっていくものです。
住まい探しでは家族一人ひとりが一日をどう過ごしたいのか、起きてから寝るまでの様子を想像してみるといいかもしれません!
前置きが長くなってしまいましたがEチーム座談会第3回スタートです!
今回の主な話題はPJで苦労した点、各棟のおすすめポイントについてです。
前回・前々回をご覧でない方はコチラからどうぞ!(第1回・第2回)
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Eチームのみなさん、インタビュアー、アシスタントでお送りいたします。
■苦労した点、悩みに悩んだ点はありますか?
下里:9号棟ですね。(区画をみて)どうしていいかわからなくて。間取を入れるスペースも限られるし。
――先ほど(前回参照)も、陽当たりとプライベート感の両立が難しいとおっしゃってましたね。
下里:そうですね。やりたかったことをどう実現していくか悩みました。
アシスタント:やりたかったことというのは?
下里:家に住むとなると庭とかバルコニーとかほしくなると思うんですよね。ちょっとした空間でプールをやったりとか。どうしてもそれをやりたくて。屋上は立地とかみ合わないと機能しないこともあるので、今回は2棟とも大きいバルコニーを採用しました。
リビングからすぐ行けるように、生活空間の近くに持っていくっていうのを優先して・・・。8号棟は2階リビングからすぐなんですけど、9号棟は1階リビングから階段を2つ付けて直で行けるようにするのが大変でした。ここに行きつくまでが長かったです。
△9号棟間取図。キッチンからリビング、バルコニーへ段々と上がっていくステージのような構造です
――その間もみなさんでこうしたら良いんじゃないかと案を出し合ったりしたんですか?
岩間:そんなにも出し合ったって記憶はあまりないですね。
松井:2回目に図面をみせてもらったとき、これが来たんですよね。
田中:あ、これがいいなあってなりました。
岩間:9号棟は自分がイメージしていた家に近いんです。以前リフォームの仕事で築4カ月の新築を改造したことがあったんですよ。
(一同驚く)
アシスタント:4カ月ですか! 暮らし始めて、どうしても直したいというところがあったんですね・・・。
岩間:どこが気に入らなかったかというと、キッチンから子供が見えない点でした。それがストレスで、数十万かけて直すことになりました。そのイメージをこれ(9号棟)が覆してくれたんですよね。
キッチンに立つと2階のバルコニーまで見える。子供がリビング・バルコニーどちらに居ても見守ることができる。少しずつ上がっているステージ上になっているんですよね。だから、子供が見えないというようなストレスはかなり軽減されている。
アシスタント:1階からバルコニーまで見えるというのが画期的ですね。
岩間:洗濯物を干すときも回り込まないので楽です。カゴをもってまっすぐ歩いていったらバルコニーなので。
――下里さんは、以前にも9号棟のような段々と上がるような設計をされたことがあるのでしょうか?
下里:ありません。初めての試みです。こういうときしかできないことなので、革命的というか・・・いままでやってないことをやろうと。今回は難しい敷地ではありましたが、形状が幸いし、バルコニーを多くとれました。あとはここの壁(バルコニー部分)が立ち上がることによって周囲からの目隠しになってプライベートな空間を確保できました。
田中:案外屋上って出るのが大変なんですよね。生活スタイルや家族形態によっては持て余してしまうこともあるので。だから8・9号棟は最高の形になったと思います。
下里:(リビング部分の窓は)カーテンをしなくても気にならないかもしれません。
松井:どのチームも新しいこと、いままでやってないことをやろうって思っているはずです。じゃあなにをやろうかって考えるのも、苦労したことといえるかもしれません。
■8・9号棟のおすすめポイントについてお聞かせください。
――まずは8号棟について、おすすめポイントやこだわりの箇所など詳しくお聞きしたいです。
アシスタント:8号棟はバルコニーにロフトがはりだしているんですね。半分屋根になっていて・・・これも意図してつくられたのですか?
松井:8号棟は(家族共有部の)収納が少ないからロフトをつくろうって話になったと思います。
岩間:あとは、これだけバルコニーが大きいと、ただ洗濯物を干すためだけのスペースにはならないと思うんですよ。椅子やテーブルを置いて寛いだり、ビニールプールをしたり。そういうとき日影になるところがあると便利ですよね。ここまでバルコニーが広いと屋根をつけるのも難しくなっちゃうので、こういう形に。
――確かに日影があると用途が広がりますね。なにをするか考えるのも楽しくなりますね。
松井:バルコニーに椅子を置いて本や漫画を読むのも良いかなって。日が出ていて風の通る日は良いですよね。日陰の下でのんびりと。
△インタビュー後にバルコニーの日影部分の一部にウッドデッキが追加されました。クッションを敷いて横になるのもよさそうです
アシスタント:そういえば8号棟はテレビボードの両脇に天井まで高さのある本棚があるんですよね。ずらーっと巻数の多い漫画を並べたくなっちゃいます。
松井:本以外にもちょっとした小物を飾るために使っていただいても良いですし。
下里:ロフトに行くための梯子があるので、それを使うと一番上の棚からも本がとりやすいです。
アシスタント:梯子を使って本を取る・・・! ちょっと良いところの図書館みたいで夢が広がりますね!
――8号棟は本棚以外に飾り棚もありますよね。造り付けのガラス棚は珍しいように思います。
松井:造り付けガラス棚ショーケースですね。これは岩間さんのアイデアです。アフターリフォームで引き渡したお家を見に行くとみんな色々飾ってるよって。じゃあつくってしまおうっていう。
岩間:写真を飾る人もいればフィギュアを飾る人もいるし。あとはお子さんが貰ってきた賞状だとか絵だとかを貼る方もいる。意外とこういうのを置くところってないんですよ。
アシスタント:言われてみればそうですね。テレビボードの上に居心地悪そうにトロフィーやフィギュアが置いてあるのが想像できます・・・。
岩間:窓のところに飾ったら窓が開け閉めできなくなっちゃったとかもよく聞きます。そこで飾り棚を作ってあげたら自分たちの家らしくなるんじゃないかと思い、提案させていただきました。
――リフォームやアフターサービスの部署だからこそ、生の暮らしを見て提案できるんですね。
岩間:そうですね。今回は自分の中ではアフターリフォームのいらない家だと思って作っています。物の老朽化以外でああしたいこうしたいっていうのは基本的に必要ないんじゃないかなと思っています。
――ほかに、8号棟でのおすすめポイントはありますか?
下里:勾配天井になっていること。あとは畳スペースとダイニングがつながっているところ。畳の高さが40センチぐらいになっているんですが・・・ダイニングテーブルの椅子と同じくらいの高さになっているんですよね。
田中:人がいっぱい来たときはダイニングテーブルと座卓をつなげて大人数で食べることができます。あと和食と洋食を一度に食べやすい!
一同:笑
アシスタント:リビングからもダイニングからも和室に行けるんですね。
下里:和室で鍋をやるときはダイニングの右側から鍋を持ってくることができます。
――コンロが近いのが良いですね! この段差を上ったらすぐですね。
岩間:段差の話になるんですが。いまバリアフリーが当たり前の時代になっていて。上り下りって大変ですけど、5センチ以下の段差が一番つまづくんですよ。だからある程度高さをとってあげたほうが良い。そういった意味ではこの家は安全だと思います。
△キッチン・ダイニング・和室の動線、段差にもこだわりのある8号棟。
――8号棟は皆さんの経験に基づくこだわりがいっぱい詰まっているんですね。9号棟についてはいかがでしょうか?
アシスタント:キッチンからバルコニーが見渡せるという話は先程お聞きしたので、さらに詳細部のおすすめポイントをお聞きしたいです。例えばこのペットゲージスペースとか。
下里:田中さんが、犬を飼う人はゲージを置くスペースがあったほうが良いんじゃないかって提案してくれました。
田中:LDKにペットのケージを置いてしまうと、家具のレイアウトが崩れてしまうということがあるんですよね。だからあらかじめご提案させていただきました。
岩間:ペットを飼わない人は収納として使っていただいても良いですし。
下里:同じ並びで・・・シューズインとテレビボードについても。(ダイニングーリビング間の階段が)60センチあがっていてその上にテレビボードとなっている分、玄関からみると1メートルくらいの高さになっているんですよ。図面や間取図だとわかりづらいのですが。
△TVボード回りはこんな感じです。下部と上部、両側を有効活用。
岩間:個々の家は平面で表すのは難しいんですよ。
(一同頷く)
下里:このチーム以外はよくわかっていないと思います笑
田中:それが狙いですよね?
一同:笑
岩間:使う人によってかなり違う家になってくると思います。この中で1年目の家をみられるのは僕だけなので、どうやって使っているのかを見るのが楽しみですね。
まだまだおすすめポイントの尽きない8・9号棟ですが、第3回の記事はここまで!
次回更新をお楽しみに!
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