年始の帰省
こんにちは、保谷店の尾沼です
先週、20㎝を超える雪が降りました
それに加え寒波も襲い、道路脇・舗道などまだ沢山の雪が残っており、
路面も溶けてないところが数多く有ります。外出時には十分にお気を付け下さい。
私も久しぶりの雪かきに奮闘しましたが、二日後に筋肉痛が襲いました!
(やはりこれって・・・)
さて、2018年を迎え、保谷店最初のブログということで、気の利いた話題を
と思いましたが、特に変わった話題も無く・・・。
今回は、この年末年始に田舎(長野県上田市)に帰省した時のお話をします。
私が帰省したのは、暮れも押迫った30日の夕方。
大宮発の新幹線「あさま」に乗る為、西武池袋線「保谷」駅から「秋津」、
そこから徒歩で「新秋津」駅へ。
「新秋津」駅で武蔵野線に乗り換え「武蔵浦和」駅で下車(結構面倒くさい!)
京浜東北線?埼京線?忘れてしまいましたが、電車待ちをしていたホームのちょうど正面に、
夕焼けに映し出された「富士山」が見え思わず写メ。
まだ1日残ってはいますが、2017年のイヤな事などを忘れさせてくれる感じがしました。
大宮駅に到着。切符は前日にとってあったので程なく新幹線に乗車
(混んでいるイメージは無かったです)
約1時間の乗車で「上田」駅に到着。そこから上田電鉄「別所線」
(乗車人数は2両編成に11人。東京のバスより少ない!)に乗り約20分、
「中塩田」という駅(上田駅から9番目)で下車(下車したのは私一人)。そこから歩くこと約7分。
毎回思うのですが、なんて静かな町だろうと
(昔はバスも通っていました)・・・静か過ぎて怖いくらいです。
「過疎」ではございませんが、通った車は1台。すれ違う人もなく、
カートを引く音だけが異様に響いていました。
ただ、東京と違い「星」はいつ見てもきれいに輝いていました。
無事実家に到着。出迎えは84歳の母。先ずは仏壇にお線香。
実家に帰るといつも「王子」と化し、「あれ無い?」・「これ出して!」と言ってばかりいましたが、
母親ももうすぐ85歳(1月17日が誕生日)、かなり年老いてきましたので、
そういう訳にもいかず・・・。炬燵に入り出してくれた物を肴に先ずは一杯。
こんな事を言ってはいけないのですが、母親の味付けが変わったような・・
自分の舌が変わったかも知れませんが、少々淋しい気持ちに・・・。
ただ締めのラーメンは美味しかった!
翌31日。大晦日を迎える。朝食(実家に帰ると決まって朝食のメニューは、
赤いウインナーと目玉焼きとサラダ、そしてお味噌汁。
ちなみに私は茶色いウインナーは好んで食べません!ウインナーと言えば赤!)後に掃除。
私の為に残しておいたのでしょうか、全く掃除をした気配がなく・・・。
まあ母親は料理を作らなければいけませんので、大掃除とまではいきませんが、
私一人で実施!(自分としてはかなり頑張ったと思います)
夜は、兄(この兄、昨年ドクターヘリで救急搬送をされました!中々乗れない!)
家族が来て大晦日の宴
年越しですので、いつもとは違った食卓!恒例となった日テレの番組を見ながら、
自分と兄はひたすら呑んで食べる事に徹し、無事新年を迎えました(除夜の鐘は聞いてはないです!)。
おめでと~!と言いながらまた一杯。
そこへ「年越しそば」のお出まし!既に満腹状態でしたが、これも年越し行事の一つ!
美味しかったのでかなり食べ「限界突破」状態
1日を迎え、朝食とお昼兼用で「お雑煮」。そこで一杯。
お雑煮と言っても私の場合「お餅」の入ってない「お雑煮」を食べます(具が好き)。
お餅は嫌いではないのですが、最近、胃が受付ません・・・。
1日とはいえ特にやる事もなく、テレビを観ながらひたすら呑むことしかなく、あっという間に夜!
1日の夜は、従兄弟家族が集まります。総勢9人。平均年齢52歳というもはや「老人の集い」状態でした。
昔話を肴にまた一杯。
2日。私が「みんな(兄家族)で初詣に行こう!」と提案。兄家族も昨年は行ってないというし、
母親も高齢で、動けるうちに身内で行こうと思い急遽外出。
甥っ子の運転で近間の「生島足島神社」に行こうと向かいましたが、遠目に渋滞しているのが確認でき、
別所温泉の「北向観音」へ行こうと。ここも渋滞しているのが目に見えていた為、
先にご紹介をした上田電鉄「別所線」の「舞田」駅
(北向観音がある駅「別所温泉」駅(終点)の2つ手前)の無料駐車場に車を置き別所温泉へ。
無人の「舞田」駅。360度田んぼと畑です。周りに何も無いので、冷たい風が肌に突き刺さります!
【上田電鉄「別所線」プチ情報~】
上田市の「上田」駅から「別所温泉」駅(全15駅)までを結ぶ。
高架の上田駅を発車するとすぐに千曲川を渡り、全線が上田平、
塩田平の主要集落を連絡しながら別所温泉に至る。
かつて側面(ドアの戸袋の窓が縦長楕円形)に「丸窓」を持つ「丸窓電車」
(モハ5250)が走っていたことで知られ(私もこの電車で学生時代の3年間利用していました!)
昭和61年10月の5000形導入に伴い引退。その姿を「別所温泉」駅に保存し昔を偲んでいます。
男はつらいよシリーズで、第18作「寅次郎純情詩集」・第35作「寅次郎恋愛塾」
他アニメ映画「サマーウォーズ」にも登場します。
別所温泉駅着き、車両規制の為駅から坂道を歩いて向かいます。
道中、両脇には所狭しと「屋台」が立ち並び、これも年始ならではの光景です。
ただ、一つ気になったのですが、「屋台」が何十軒もあるのに、
「わたあめ屋」が1軒も無かったのには驚きました!何故だろう・・・。
参道で規制はあったものの、無事に北向観音(長野市の「善光寺」と向い合うように
本堂が北を向いている事から北向観音と呼ばれている)に到着。お参りを済ませ気付けば13時。
何か食べようという事になり、老舗の食堂「日野出食堂」へ。創業何年かは分かりませんが、
私が幼少の時からありましたし、お店の創りからいって、かなりのもんかなと・・・。
この食堂では「馬肉うどん」が有名なのですが、何故かみんな「鍋焼きうどん」を注文。
「鍋焼きうどん」はごく普通で、どちらかと言うと「昔ながらの味」って感じでした。
身体も温まりまた「別所線」に乗って帰宅。来年もまた皆で行けるかなあと思いながらまた一杯。
3日。帰る日です。昨夜雪が降ったようで・・3㎝くらいでしょうか。
母親に「雪かきするから」と伝えてあったのですが、いつの間にか終わっていました。
少々心が痛んだ自分でした。
帰る前に必ず行っておかなければいけない場所。以前にもご紹介を致しましたが、
実家に帰ると必ず行っている「あんかけ焼きそば」の店「福昇亭」さんへ。大盛りを食べ至福の一時。
昔からですが、私にそれなりのものがあれば、東京に支店を出したいと思っています
食事後、時間があったので兄の家(ネコが4匹います。未だにエアコンはありません。
扇風機と自然の風邪のみです!長野とは言いましても、
上田市は盆地なので夏はそれなりに暑いのです!だから夏は行きません!)に。
約1時間の談笑後、兄(母親同乗)に送ってもらい、16時発の新幹線に乗り帰路につきました。
特に「お正月」・「これからまた1年が始まる」という感覚も薄いまま、あっという間に過ぎた休みでした。
帰省するのも、盆・暮の2回という現状で、独り身の私に兄、
従兄弟達は会う度に「もう長野に帰って来い」と言いますが、
何故か母親には未だかつて言われた事がありません。
一人暮らしの高齢者。電話、話をするたびに「どこどこが痛い」と言っていますので、
私が一緒に入ればそれなりに安心でしょうし、色々な身の回りの世話は出来ますが、
自分の中で、まだまだ頑張りが足りないと言いますか、踏ん切りがつかない自分がいます。
病院・買物・用事などの際には、兄が会社を早退したり遅刻したりと、
兄家族には何かと迷惑を掛けていますので、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
離れていますので、自分に出来ることと言えば、私が元気でいる事、小まめに電話をする事と、
元気な顔を見せることぐらいしかないので、余裕をみつけて出来るだけ帰るようにし、
電話の回数も増やしたいと思います。
母親も、兄の件で「身体には気をつけなさい」と言う回数が多くなりました。
今は、私が元気でいる事が親孝行なのかなと思い日々頑張って行こうかなと思います。
【「信州の鎌倉・塩田平」プチ情報~】
上田市の西南に広がる塩田平一帯は、鎌倉幕府の重職であった北条義政からその孫まで、
三代に渡り約六十年、塩田北条氏が信濃の一大勢力としてこの地方を統治したことから
「信州の鎌倉」と呼ばれ、鎌倉時代から室町時代にかけて造られた神社仏閣、
史跡など数多くの文化財が残っており、塩田平は、美しい日本の歴史的風土準100選に選定されています。
生島足島神社・・・信濃屈指の古社。日本列島の中心に位置していると言われています。
前山寺・・・・・・「未完成の完成塔」といわれる国の重要文化財・三重塔があります。
龍光院・・・・・・格式のある黒門と樹齢600年のケヤキが見事です。
中禅寺・・・・・・中部日本最古の木造建物。薬師堂・薬師如来座像・神将像共に国の重要文化財。
常楽寺・・・・・・北向観音の本防。境内奥に建つ日本で唯一の「八角三重塔」があります。
などなど、皆さんも是非、「別所線」に乗ってのんびりと散策しては如何でしょうか。
だらだらと長くなってしまいました。すみません。.
ではまた。
今週のオススメ物件
西武池袋線「石神井公園」駅 徒歩3分
街並みもきれいですし、駅からすぐの場所にある石神井公園は
普段の忙しさや慌しい東京にいる事を忘れさせてくれる
パワースポットです。
East、Westの3つの駅ナカ駅前商業施設「エミオ」があり
お仕事帰りのお買物も楽しめます!
住んでからもずっとお気に入りで居られる町だと思います。
是非一度現地をご覧下さい。